立ち仕事を続ける私が、老後の不安と向き合った話
「まとまった準備」ができていても、やっぱり怖いです
調理師になって20年以上が経ちました。
毎日、熱い鍋の前に立ち、
8〜9時間の勤務時間のほとんどを立ち仕事で過ごします。
仕事が終わって更衣室で靴を脱いだ瞬間に漏れる「はぁ〜」というため息。
あの重さは、20代の頃より少し深くなった気がします。
そんな日々の積み重ねの中で、コツコツとお金の置き場所を整えてきました。
気がつけば、
将来への不安をひとまず横に置いておけるくらいの、
まとまった準備が整っていました。
でも、誰かに評価されたわけでもありませんし、
自分の中では今も「これで本当に足りるのかな」という不安が消えたわけではありません。
体が今まで通り動かなくなったらどうなるだろう。
もっと早く始めていたら、少しは違ったのかな。
そんな考えが、ときどき静かに浮かびます。
40代になって強く感じるのは、時間は戻らない、ということです。
若い頃と同じやり方で追いつくのは、やっぱり簡単ではない。
それは、毎日体を使って働く私自身がよくわかっています。
でも、「もう遅い」と言いたいわけではありません。
私が遠回りした分、同じ道をぐるぐる回らなくてすむ人がいたらいいな、
その気持ちでこのブログを書いています。
良かれと思って選んだものが、遠回りだった
20代の終わり頃、将来のことが急に不安になりました。
「安心ですよ」と言われて入った保険。
銀行で勧められるまま預けたお金。
なんとなく安全そうだと思って選んだもの。
当時は、本気でそれが正しいと思っていました。
でも振り返ると、
もっと違うやり方もあったな、と思うことがたくさんあります。
それでも、当時の自分を責める気はありません。
お金のことは、誰も教えてくれなかった。
学校でも、職場でも、家でも。
ただ「知らなかっただけ」なんです。
もし今、同じように迷っている人がいても、
どうか自分を責めないでほしいと思っています。
休憩用の椅子に座りながら考えたこと
調理の仕事は、体が頼りです。
勤務時間のほとんどは立ち仕事。
腰の違和感は年々増え、
手荒れも、若い頃よりひどくなった気がします。
休憩時間はあります。
でも調理場の中にある椅子に座るので、夏は暑く、冬は底冷えします。
その椅子に座っているとき、ふと考えました。
「このままでいいのかな」と。
増やすことばかり考える前に、
まず「減らさない」ことが大事なんじゃないか。
料理でいえば、
高い食材を増やす前に、
今ある材料を無駄にしないこと。
それと同じで、
毎月の給料から少しでも「未来に回せるお金」を残すこと。
派手ではないけれど、
それが土台になるのだと思うようになりました。
特別なことはしていません
何か大きな勝負に勝ったわけではありません。
難しいことはせず、決めた金額を、決めた先に置き続けただけです。
疲れている日も、不安になる日もありました。
それでも、ただ、やめなかった。それだけです。
「これが正解です」と言うつもりはありません。
ただ、私にはこういうやり方が合っていた。
その事実を、
ここではそのまま書いていきます。
参考になるところだけ、持っていってください。
私もまだ道半ばです
不安がゼロになったわけではありません。
物の値段は上がり続け、体も、心も、
少しずつ変わっていきます。
考え出したらきりがありません。
でも、
何もしていなかった頃と比べると、
気持ちは少しだけ軽くなりました。
仕事が終わって足が重くても、
「まあ、大丈夫かな」と思える日がある。
それだけでも、動いてよかったと思っています。
このブログでは、
私がやって失敗したことも、
やってよかったことも、
そのまま書いていきます。
難しい言葉は使いません。
同じように立ち仕事をしている一人として、
隣を歩く気持ちで続けていきます。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
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