〜値上げラッシュの裏で、あなたの貯金に起きていること〜
最近、なんでも高くなっていませんか?
スーパーに行くたびに、
「え、また上がってる?」って思うこと、ありませんか。
食料品、電気代、外食、日用品――どれも少しずつ、でも確実に。
レジで合計金額を見て、
「あれ?こんなに買ったっけ?」って一瞬考える。
たぶん、多くの人が同じ感覚を持っていると思います。
みんな気づいている。でも、なぜかは知らない
値上げしているのはわかる。
生活が苦しくなっているのもわかる。
でも「なぜこうなっているのか」と聞かれると、
うまく説明できる人は少ない。
「インフレって言葉は聞くけど、正直よくわからない」
「なんか勝手に高くなってる感じ」
会社でよく聞くのも、そんな声です。
インフレとは何か
インフレとは、簡単に言うと
モノの値段が上がることです。
でも、もっと大事な意味があります。
それは、
お金の力が弱くなること。
去年100円で買えたものが、
今年は102円になる。
たった2円の差に見えますが、
これが毎年続くと、10年後には
同じ100円で買える量は約80円分まで減ってしまいます。
数字は同じなのに、中身だけが痩せていく。
1万円札は1万円札のまま。
でも、買える袋数、食べられる回数は、確実に減っていく。
それがインフレです。
インフレで起きている本当のこと
インフレの世界では、こんなことが起きます。
モノの値段は数ヶ月単位で上がる。
でも、給料は年単位でしか変わらない。
この差は、どこから埋められるかというと、
銀行に置いたままで何もしていない人の「お金の力」からです。
通帳の数字は減らない。
でも、買える量は減っていく。
その差が、じわじわと生活を削っていきます。
私たちの生活の中で起きていること
たとえば、こんな変化に心当たりはありませんか。
よく買う食パンが
150円 → 180円に。
電気代の請求が
月8,000円 → 10,000円に。
いつもの牛丼が
400円 → 480円に。
ひとつひとつは小さく見えても、
積み重なると月に数千円、年間では数万円の差になります。
「なんかお金が残らなくなったな」
その正体が、インフレです。
インフレのいい面もある
インフレは、悪いことばかりではありません。
企業は値上げができる。
売上や利益が伸びやすい。
株価も上がりやすい。
そしてもうひとつ。
借金(住宅ローンなど)は実質的に軽くなります。
返済額は変わらないのに、お金の価値が下がるからです。
たとえば月10万円の返済。
金額は同じでも、その10万円の「重み」は、
年々少しずつ軽くなっていく。
そんな感覚です。
(準備中)住宅ローンとインフレの関係については
**『インフレ時代に住宅ローンは得か損か?』**の記事で詳しく整理しています。
同じインフレでも、立ち位置で変わる
インフレの中で有利になるのは、
株や投資信託を持っている人
NISAなどでお金を運用している人
資産を分散させている人
特別な富裕層の話ではありません。
少額でも「動かしている人たち」です。
同じ社会にいても、
持っている人と、持っていない人で、
少しずつ見える景色が変わっていきます。
なぜ銀行預金が一番きついのか
インフレの世界では、
動かないお金が一番弱い。
たとえば100万円を銀行に置いているだけだと、
毎年、目に見えない形で価値が削られていきます。
この仕組みは次の記事で詳しく解説しています。
『100万円を銀行に置くと、毎年2万円ずつ価値が消える理由』
「銀行に置いておけば安心」
その常識が、インフレの中では通用しなくなっています。
じゃあ、どうすればいいの?
まずやることは、とてもシンプルです。
ステップ1
自分の貯金額を確認する。
100万円?300万円?500万円?
ステップ2
いつ使うお金かを仕分ける。
すぐ使うお金(1年以内)
→ 銀行でOK
数年後に使うお金(2〜5年後)
→ 国債という選択肢があります
(準備中)『インフレ時代に“減らさない”ための国債の使い方』
長く使わないお金(10年以上)
→ インフレを上回る方法があります
(準備中)『なぜインフレに勝てるのは株式(投資信託)なのか』
たったこれだけでも、
10年後の景色はまったく変わります。
まとめ
インフレは、もう私たちの生活の中で起きています。
気づかない人は、静かに削られる。
気づいて動く人は、同じインフレを味方にできる。
株や投資信託を持っていれば、
企業の値上げが、自分の資産を押し上げる力になります。
インフレは敵ではありません。
何もしないことだけが、唯一の敵です。
それでも――
あなたは、まだ何もしませんか?




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