
「この先、あと何年働かなきゃいけないんだろう……」
44歳の頃、仕事に行くのがしんどくなり、そんなことを考えるようになりました。
定年まであと16年。
これから年齢を重ねれば、もっとしんどくなるかもしれない。
そこで気になったのが、当時よく耳にするようになった「FIRE」という言葉でした。
自分にもできるのかな?
そう思って、あちこちに置いていた資産を整理してみたところ、思っていたよりもお金がありました。
今回は、私が44歳で実際に行った資産整理と、現在の管理方法を紹介します。
44歳で資産を確認したら、思っていたよりもあった
私は25歳の頃から、毎月少しずつ先取り貯蓄を続けていました。
ただ、当時はFIREを目指していたわけではありません。
将来のために少しでも貯めておこう。
その程度の気持ちでした。
長年の間に、お金の置き場所は銀行や保険商品や証券口座など、
あちこちに分かれていました。
44歳で一度すべて確認してみると、思っていたよりも資産がありました。
正直、自分でも驚きました。
「これだけあるなら、頑張ればFIREできるかもしれない」
もちろん、贅沢に暮らせるファットFIREではありません。
それでも、今のフルタイム勤務をずっと続けなくてもよくなる可能性が見えてきたのです。
使っていない銀行口座5つとクレジットカードを解約

資産を把握したあと、最初に取り組んだのが銀行口座とクレジットカードの整理でした。
当時は使っていない銀行口座もいくつか残っていました。
そこで、銀行4行とゆうちょ銀行1行、合計5つの口座を解約。
ついでに、使っていないクレジットカードもすべて解約しました。
やると決めてから、1か月もかかりませんでした。
銀行口座がたくさんあっても、使っていなければ管理する手間が増えるだけ。
私の場合は、必要な口座だけに絞ることで、お金の管理がずっとシンプルになりました。
現在の銀行口座と資産管理方法
現在使っている銀行は、地方銀行1行とネット銀行3行です。
| 銀行 | 主な使い方 |
|---|---|
| 地方銀行 | 共同の家計費口座 |
| 楽天銀行 | 証券会社との資金移動など |
| SBI新生銀行 | 証券会社との資金移動など |
| ドコモSMTBネット銀行 | ネット銀行として利用 |
正直、ネット銀行3行は多いと思っています。
ただ、証券会社を2社利用しているため、銀行口座を紐付けておく方が資金移動が楽なのです。
新NISAの1,800万円を埋め終わったら、SBIの銀行口座は解約してもいいかもしれません。
今は必要だから残している。そんな感じです。
口座は少ないほどいいのではなく、使う理由がある口座だけを残すことが大切だと思っています。
マネーフォワードと毎月の記録で資産を見える化

現在の資産確認には、マネーフォワードを利用しています。
銀行や証券口座などをまとめて確認できるので便利です。
ただ、無料版では過去の資産推移を十分に確認できません。
そのため、私は毎月1回、自分で資産額を表に記録しています。
証券口座、銀行口座などを各会社ごとに分けて記録。
これなら、先月からいくら増えたのか、減ったのかを後から確認できます。
毎日細かく管理する必要はありません。
私には、現在の資産をアプリで確認して、毎月の数字を自分で残す方法が合っています。
資産を整理したら、これからの働き方が見えてきた
私が資産を整理した頃は、ちょうど翌年から新NISAが始まるタイミングでした。
それまでは年間40万円が上限の旧つみたてNISAを利用していましたが、新NISAでは年間最大360万円まで投資できるようになりました。
そこで、資産の置き場所も改めて見直し、新NISAを中心に運用していくことにしました。
ただ、資産整理をしたからお金が増えたわけではありません。
自分が今いくら持っているのかを知ったことで、これから何をすればいいのか考えられるようになったのです。
FIREできるかどうかも、まず現在の資産がわからなければ判断できません。
将来必要なお金を整理したい方は、家族のライフプランシミュレーターも使ってみてください。

まとめ|お金を増やす前に、まず今ある資産を知ろう
銀行口座を整理しても、資産そのものが増えるわけではありません。
それでも、あちこちに分かれていたお金を把握することには意味がありました。
まずは、自分が持っている銀行口座や証券口座、保険などを一度確認してみてください。
思っていたよりも持っているかもしれないし、反対に、もっと準備が必要だと気づくかもしれません。
大事なのは、今の自分の資産を正しく知ること。
貯蓄の仕組みやお金の置き場所を見直したい方は、お金の貯め方ガイドも参考にしてみてください。

そして、これから毎月いくら貯めていくかを考えるなら、毎月の貯蓄目標シミュレーターでも確認できます。

44歳で資産を整理したことは、私がFIREを現実的な目標として考え始めるきっかけになりました。

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