私が個別株を売った6つの理由|損切りだけじゃない株の売り時

個別株を売った6つの理由と株の売り時を紹介する記事のアイキャッチ 投資・資産運用

株を買うときには、それなりに理由があります。

これから伸びそうだから。

配当金が欲しいから。

株主優待が魅力的だから。

なんとなく面白そうだから。

でも、買った後に待っているのが「いつ売るのか」という問題です。

株価が下がったら売るのか。

利益が出たら売るのか。

それとも、そのまま持ち続けるのか。

私もこれまで、いろいろな理由で個別株を売ってきました。

損切りした株もあれば、利益が出て売った株もあります。

自分の投資方針が変わって売った株、株主優待を実際にもらってみたら自分には必要ないと気づいた株もあります。

中には、売った後に値上がりした株も。

そして一度だけ、そもそも買う会社を間違えたことまであります。

今回は、私が実際に個別株を売った6つの理由を振り返ってみます。

個別株を売るか持ち続けるか悩むイメージ

私が個別株を売った6つの理由

① 会社の将来に期待できなくなって損切りした

これは大手自動車メーカーの株でした。

結果から言えば、損失を確定させて売っています。

具体的にいくらで買って、いくらで売ったのかはもう覚えていません。

ただ、売った理由は覚えています。

会社の将来に期待できなくなったからです。

不祥事への対応や企業風土にも不信感があり、この会社の株をこれからも持ち続けたいと思えなくなりました。

株価が下がっていると、

「そのうち戻るかもしれない」

と考えてしまいます。

実際、その後株価が戻ることだってあります。

でも私の場合は、株価以前に「この会社を持ち続けたいか」と考えたとき、答えがNOでした。

損失を確定させるのは嬉しいことではありません。

それでも、持ち続ける理由がなくなったので売りました。

② 投資方針を変えて、個別株から投資信託へ移した

会社が嫌になったわけでも、業績が悪くなったわけでもありません。

自分の投資方針が変わったことで売った株もあります。

私は途中から、個別株を少しずつ整理して、投資信託へ資金を移すようになりました。

目的は、資金の最大化。

一つひとつの会社を選びながら投資するよりも、幅広い企業へまとめて投資できる投資信託を中心にした方が、自分の資産形成には合っていると考えるようになったからです。

だからといって、個別株が嫌いになったわけではありません。

むしろ今でも個別株は面白いと思っています。

ただ、

「好きな投資」と「資産形成の中心にする投資」は別でもいい。

そう考えるようになりました。

企業側には何の問題もなくても、自分の投資方針が変われば、それも十分な売却理由になります。

③ 想像以上に値上がりしたので利益確定した

思っていた以上に株価が上がったので売った株もあります。

もちろん、そのまま持っていればさらに上がった可能性もあります。

でも、その会社自体に特別な思い入れがあったわけではありませんでした。

「これだけ上がったなら、もういいかな」

と思って利益確定しました。

利益が出ている株を売るのも、意外と難しいものです。

上がれば上がるほど、

「まだ上がるんじゃない?」

と思います。

でも、どこまで上がるかなんて誰にもわかりません。

結局、自分でどこかに線を引いて売るしかありません。

④ 株主優待をもらって「私には必要ない」と気づいた

株主優待が人気の外食系の株を持っていたことがあります。

優待でもらえるのは系列店で使える食事券。

株主優待としては人気があります。

実際、もらったときは嬉しかったです。

でも、そこで気づきました。

私、そもそもこの系列のお店にあまり行かない。

人気の株主優待だからといって、自分にとって価値があるとは限りません。

優待券を使うために、普段行かないお店へわざわざ行くのも何か違う。

ちょうど株価も上がっていたので、売却しました。

株主優待は届くと嬉しいです。

これは今でも変わりません。

ただ、優待の内容だけではなく、

「自分の生活で本当に使うものなのか」

まで考えた方がいいと、このとき実感しました。

⑤ 半年間待てずに売ったら、その後値上がりした

ゲーム関連の株を買ったこともあります。

その頃、ゲーム市場はこれから面白くなりそうだと思っていました。

ところが買ってから半年。

上がるでもなく、大きく下がるでもなく。

ほとんど動きませんでした。

配当も、それほど魅力的というわけではありません。

だんだん待つのが嫌になってきました。

「この資金、ほかに使った方がいいんじゃない?」

そう思って売却。

ところが、その半年後くらいに株価が上がりました。

こういうときは思います。

「あのまま持っていればよかったな」

と。

でも、これも今だから言えること。

売った時点では、その後上がるかどうかなんてわかりません。

あと半年待っても、さらに下がっていた可能性だってあります。

待ち続けることも、立派な投資判断なんだと感じた経験でした。

⑥ 買う会社を間違えて、1週間で売った

これは完全に私の確認不足です。

ネットを見ていて気になる株を見つけました。

証券コードを確認して、その番号で検索。

そのまま購入しました。

そして約1週間後。

改めて見ていて気づきました。

「これ、違う会社じゃん」

買いたかった会社とは別の会社の株を買っていました。

すぐに売却。

結果だけ見ると、税引き前で1,000円ほど利益が出ました。

間違えて買ったのに利益が出た。

なんとも言えない結果です。

利益が出たから成功かと言われれば、どう考えても違います。

むしろ、

「会社名までちゃんと確認しよう」

という当たり前の教訓を得ました。

株はワンクリックで買えてしまいます。

だからこそ、買う前の確認は大事です。

株を売って正解だったのかは、今でもわからない

こうして振り返ってみても、どの売却が正解だったのかはわかりません。

売った次の日に株価が下がれば、

「売ってよかった」

と思うかもしれません。

半年後に大きく上がれば、

「持っていればよかった」

と思うかもしれません。

でも、さらに数年後にはまた株価が下がっているかもしれない。

いつの時点で判定するかによって、正解も不正解も変わってしまいます。

損切りしたから失敗。

利益確定できたから成功。

そんな単純なものでもありません。

間違えて買った株で利益が出たことだってあります。

それを「投資がうまくいった」とは、さすがに言えません。

結局、未来の株価がわからない以上、その時点で自分が持っている情報と考えで判断するしかないのだと思います。

何もしないことも決断。個別株は買った後も考え続ける投資

個別株は、買えば終わりではありません。

この会社をまだ持ち続けたいか。

利益確定するか。

損切りするか。

配当や株主優待に魅力を感じているか。

自分の投資方針に合っているか。

買った後も考えることがあります。

そして、売らないこともひとつの決断です。

ただ何となく放置するのと、

「今は売らない」

と考えて持ち続けるのは違います。

何もしないことも決断。

個別株は、買った後も考え続ける投資なのだと思います。

それでも個別株は面白い

今の私は、資産形成の中心を投資信託にしています。

それでも、個別株がつまらないとは思いません。

自分で会社を選ぶ。

その会社が成長すると嬉しい。

株価が上がれば嬉しい。

配当金が入るのも嬉しい。

そして、株主優待が届くのはやっぱり嬉しいです。

株主優待の箱を開けるときなんて、普通にテンションが上がります。

効率だけ考えれば、また違う答えになるのかもしれません。

でも投資には、数字だけでは測れない楽しさもあります。

何が正解なのかはわからない。

それでも個別株は面白い。

私はそう思っています。

まとめ|売る理由はひとつじゃない

私が個別株を売った理由は、全部違いました。

損切り。

投資方針の変更。

利益確定。

自分には合わない株主優待。

待ちきれずに売却。

そして、まさかの誤購入。

振り返っても、どれが正解でどれが不正解だったのかはわかりません。

いつの時点で見るかによっても答えは変わります。

それでも、そのときの自分なりに考えて決めてきました。

売ることも決断。

持ち続けることも決断。

そして、何もしないことも決断です。

何が正解なのかわからないから難しい。

でも、その難しさも含めて、個別株は面白い。

個別株は、買った後も考え続ける投資なのだと思います。

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