「老後はいくら必要?」という話になった
会社で老後資金の話になりました。

結局、老後はいくら必要なんだろう?
誰かが電卓を取り出して計算を始めます。
毎月20万円必要なら、
20万円 × 12か月 × 25年。

6,000万円⁉️
😳😳😳

無理だ……。
そんな声があがりました。
確かに、生活費だけをそのまま25年分計算すると、とても現実的には思えない金額です。
老後の生活費を全部自分で準備するわけではない
でも、その計算には年金が入っていません。
例えば、年金受給額が月15万円(年間180万円)の場合でも、実際には健康保険料や介護保険料、税金などが差し引かれます。
大まかな手取りの目安はこちらです。
| 項目 | 月額の目安 |
|---|---|
| 年金受給額 | 150,000円 |
| 健康保険料 | ▲7,000〜12,000円 |
| 介護保険料 | ▲3,000〜6,000円 |
| 所得税・住民税 | ▲0〜2,000円程度 |
| 手取り | 約13万〜14万円 |
月15万の人の場合
13万5,000円前後と考えておくと、現実に近い数字になるのかなと思います。
生活費が20万円なら、自分で準備するのは毎月6〜7万円程度です。
7万円 × 12か月 × 25年。
必要額は約2,100万円。
最初に計算した6,000万円から比べると、かなり現実的な数字になりました。
それでも、

2,100万円か。
どっちみち無理だ…。
という反応でした。
老後資金は、生活費だけで考えるのではなく、
年金や退職金、今ある資産まで含めて考えることが大切です。
【老後資金・老後資産の基本】

退職金を引いたら残りは1200万円
次に、退職金を計算してみました。
およその金額は900万円ほど。
必要額2,100万円から退職金900万円を引くと、残りは約1,200万円です。
一つずつ数字を引いていくと、最初は6,000万円だった老後資金が、ずいぶん小さくなりました。
それでも聞こえてきたのは、

1,200万円なんて無理😱
という声でした。
私は「1200万円なら目指せそう」と思った
私は逆でした。

10年で1,200万だったら可能な数字だ‼️
1,200万円を今日用意しろと言われたら、もちろん無理です。
でも、話をしていた同僚は50代前半。
退職までまだ時間があります。
毎月積み立てて、運用も取り入れるなら、現実的に目指せる金額ではないかと思いました。
例えば、50歳から60歳までの10年間で運用せずに1,200万円を作るなら、
- 年間120万円
- 毎月約10万円
の積立が必要です。
これだけを見ると、確かに簡単な金額ではありません。
でも、
- 今どれくらい資産があるのか
- 退職まであと何年あるのか
- 運用を取り入れるのか
によって、毎月必要な積立額は大きく変わります。
自分の場合はいくら必要なのかは、こちらのシミュレーターで計算できます。
【1000万円を作るには毎月いくら?積立シミュレーター】

「無理」と決める前に一度計算してみる
老後資金は、大きな金額だけを見ると「無理だ」と感じてしまいます。
でも、
年金を引く。
退職金を引く。
今ある資産を引く。
そうやって「あと本当に必要な金額」を計算すると、見え方は大きく変わります。
本当に無理なのか。
毎月いくらなら積み立てられるのか。
漠然と不安になるより、一度電卓をたたいてみる。
その方が、次に何をすればいいのかが見えてくると思います。
取り崩し方も考えてみる
老後資金は「いくら作るか」だけでなく、「どう使うか」も大切です。
同じ1,200万円でも、預貯金を取り崩すのか、
投資を続けながら4%ルールで取り崩すのかで、資産の減り方は変わります。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
【老後資金はどう取り崩す?預貯金と4%ルールの違い】



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