会社でボーナスの話を聞いていると、

「ボーナスは生活費に消える」
「カードの支払いで終わる」
「車検や税金で残らない」
「気づいたら何も残っていない」
こんな話を聞くことがあります。
わかる。
車検も税金も保険料も、生きていればちゃんと来ます。
毎年、律儀に訪問してくるタイプです。
でも、毎回ボーナスが生活費の補填で消えているなら、少し立ち止まった方がいいです。
それは「ボーナスの使い道」の問題ではなく、
毎月の生活が給料の中に収まっていない可能性があります。
この記事では、ボーナスが生活費に消える理由と、
補填生活から抜け出すために見直したいことをまとめます。

毎月どれくらい残せているかを一度数字で見たい人は、こちらの記事も参考にしてください。
ボーナスが生活費に消える人は意外と多い

ボーナスが入ったら、何に使うか。
旅行。
家電。
外食。
欲しかったもの。
こういう使い方なら、まだわかりやすいです。
使いすぎは困るけど、少なくとも「何に使ったか」は自分でわかっています。
問題は、何かを買ったわけでもないのにボーナスが消えていることです。
別に旅行にも行っていない。
大きな買い物もしていない。
贅沢した記憶もない。
なのに、ボーナスがない。
どこ行った。
たぶん、毎月の赤字です。
カードの支払い。
生活費の補填。
なんとなく増えた外食。
毎月じわじわ足りなかった分。
それをボーナスでまとめて払っているだけかもしれません。
何も買っていないのにボーナスが消える理由
何も買っていないのにボーナスが消える原因は、大きな浪費ではなく、毎月の小さな赤字の積み重ねかもしれません。
毎月1万円足りない。
半年で6万円。
毎月3万円足りない。
半年で18万円。
毎月5万円足りない。
半年で30万円。
これをボーナスで埋めていたら、そりゃ残りません。
しかも怖いのは、使った実感が薄いことです。
大きな買い物をしたわけではないから振り返りがしにくい。
旅行に行ったわけではないから満足感もない。
ただ、毎月足りない分が、ボーナスから回収されていく。
ボーナスが財布に入った瞬間、過去や未来の赤字たちが回収に来る。
もはやボーナスではなく、赤字の精算です。
毎月足りない分をボーナスで補うのは当たり前ではない
毎月の生活費が足りない。
その足りない分を、ボーナスで補う。
これを当たり前にしてしまうと、家計はなかなか変わりません。
車検、税金、家電の買い替え、冠婚葬祭など、まとまった支出にボーナスを使うことはあります。
それは仕方ない部分もあります。
でも、毎月の食費、日用品、カード払い、外食、通信費、保険料。
こうした普段の生活費が給料だけで足りていないなら、ボーナスの使い道よりも、毎月の暮らし方を見直した方がいいです。
ボーナスで何とかなる。
そう思っているうちは、毎月の赤字を本気で見直さなくなります。
でも、その生活を続けていれば、いつまでたってもお金は残りません。
せめて毎月の生活費は給料内に収めたい
ボーナスを全部貯金しろとは思いません。
ご褒美も旅行も外食も、それはそれでお金の使い方です。
ただ、毎月の生活費くらいは、せめて毎月の給料でまかなう。
ここが家計を立て直す最初の一歩です。
投資を考える前に。
ご褒美を考える前に。
ボーナスの使い道を考える前に。
毎月の生活が、給料だけで回っているか。
ここを見ないと、次のボーナスもまた何となく消えます。

ボーナスを
赤字を埋めるためのお金に使うのは勿体ない。
生活補填に追われて消えるお金じゃなくて、
これからの生活を少し楽にするために使えたらいいよね。
まず見直すべきは固定費
毎月赤字になっているなら、まず見直したいのは固定費です。
食費を数百円削るより、毎月自動で出ていくお金を見直した方が効果は大きいです。
スマホ代。
保険料。
サブスク。
車関連費。
使っていないサービス。
一度下げると効果が続くのが、固定費の強みです。
見たくない気持ちはわかります。
でも、見ないと修正できません。
固定費の中でもスマホ代は見直しやすい支出です。
私の通信費の考え方はこちらにまとめています。
車検・税金・年払いは特別費として分けておく
ボーナスが消える原因のひとつが、特別費です。
車検。
自動車税。
年払い保険。
家電の買い替え。
冠婚葬祭。
毎月は出ていかないけれど、いつか必ず出ていくお金です。
来る。
必ず来る。
そして財布を連れていく。
これを全部ボーナスで払っていたら、ボーナスは当然残りません。
年間36万円くらい必要なら、毎月3万円ずつ分けておく。
それだけで、ボーナスに頼る金額はかなり減ります。
特別費は「急に来た出費」ではなく、だいたい来ることがわかっている出費です。
来るとわかっているなら、毎月の中で少しずつ準備しておく。
これだけでも、ボーナス補填生活から抜け出しやすくなります。
ボーナスは赤字の穴埋め係ではない
ボーナスは赤字の穴埋め係ではありません。
貯金に回す。
投資に回す。
特別費に備える。
必要なものを買う。
ご褒美として楽しむ。
本来は、これからの生活を少し楽にするためのお金です。
でも、毎回ボーナスが過去の赤字の清算で終わっているなら、未来に使えるお金が残りません。
ボーナスで生活費を補うのが当たり前になっているなら、それはもう「ボーナスの使い道」の話ではありません。
毎月の暮らしが、給料の中に収まっていないという話です。
ボーナスを少しでも投資や将来資金に回せるようになると、
時間を味方につける考え方はこちらから。
まとめ|次のボーナスも消える前に、毎月の暮らしを見直そう
何も買っていないのにボーナスが消えているなら、毎月の赤字をボーナスでまとめて払っているだけかもしれません。
完璧な節約をしなくてもいいです。
いきなり投資を始めなくてもいいです。
でも、毎月の生活費くらいは、せめて毎月の給料でまかなう。
ここが家計を立て直す最初の一歩です。
ボーナスは赤字の穴埋め係ではありません。
次のボーナスもまた何となく消える前に、まずは毎月の暮らしを見直してみてください。




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