お金を貯める前に知っておきたいこと|お金の役割と置き場所を整理しよう

お金を貯める前に知っておきたい家計管理・お金の役割・置き場所を解説するイラスト 資産形成

この記事は「お金を貯める完全ガイド」です。
お金を貯める手順を全体から知りたい方は、こちらもご覧ください。
【お金を貯める完全ガイド】

お金を貯める方法を完全解説|貯金・新NISA・投資・お金の置き場所ガイド
お金を貯める方法を初心者向けにわかりやすく解説。ライフプランの作り方、生活防衛資金、貯金、銀行、お金の置き場所、新NISA、投資まで、お金を貯めるために必要な知識を順番に学べる完全ガイドです。

「お金を貯めたい」と思ったとき、すぐに節約や投資を始めたい人も多いのではないでしょうか。

しかし、その前に知っておきたいことがあります。
それは、お金にはそれぞれ役割があり、使う目的や時期によって置き場所が変わるということです。

この考え方を知らないまま貯金や投資を始めると、
必要なお金まで投資に回したり、使う予定のないお金を普通預金に置き続けたりすることがあります。

この記事では、貯め方や節約方法ではなく、お金を貯め始める前に知っておきたい基本的な考え方を解説します。


お金を貯める前に家計・借金・生活防衛資金を確認する

お金を貯める前に、まず確認しておきたいのが現在の家計です。

ここで大切なのは、細かな節約方法を考えることではありません。
自分の家計が今どのような状態なのかを知ることです。

まずは、次の3つを確認してみましょう。

  • 毎月の収入と支出
  • 返済中の借金やローン
  • 急な出費に対応できる現金(生活防衛資金)

収入より支出が多い状態では、貯金や投資を始めても長く続きません。

また、カードローンやリボ払いなど金利の高い借金がある場合は、資産を増やすことよりも返済を優先した方が結果的に家計は改善しやすくなります。

生活防衛資金がまったくない状態で投資を始めることにも注意が必要です。

急な病気や失業、家電の故障などで現金が必要になったとき、投資商品を値下がりした状態で売却しなければならない可能性があるためです。

まずは、自分の家計がお金を貯め始められる状態なのかを確認しましょう。


お金には「守るお金」と「増やすお金」がある

お金は、すべて同じ役割を持っているわけではありません。

大きく分けると、「守るお金」と「増やすお金」の2つがあります。

守るお金とは

盾と金庫で資産を守りながら、お金を安全に管理するイメージを表現した料理人トラのイラスト

守るお金は、生活を安定させるためのお金です。

毎月の生活費や生活防衛資金、近いうちに使う予定のお金などが該当します。

守るお金に求められるのは、大きく増えることではありません。

必要なときに減っていない状態ですぐ使えることが何より重要です。

そのため、値動きのある投資商品ではなく、普通預金など安全性と使いやすさを重視した場所で管理するのが基本です。

増やすお金とは

コインが実る木を育てながら、お金を増やすイメージを表現した料理人トラのイラスト

増やすお金は、当面使う予定のない余裕資金です。

老後資金のように10年以上使わないお金は、預金だけでなく投資で育てることも選択肢になります。

ただし、投資には元本割れの可能性があります。

増やすお金とは、「口座に余っているお金」ではなく、値下がりしても慌てて使う必要がないお金のことです。

手元にあるお金をすべて同じ方法で管理しないことが、お金を貯める前に理解しておきたい基本です。


お金の置き場所は目的と使う時期で決める

お金の置き場所は、金利の高さだけで決めるものではありません。

何のためのお金なのか、いつ使う予定なのかによって、向いている置き場所は変わります。

すぐ使うお金

日常の生活費や急な支払いに使うお金は、普通預金など、いつでも引き出せる場所が向いています。

必要なときにすぐ使えることが最も重要だからです。

私

日常の生活費や急な支払いに使うお金は、
給与の振込口座や生活費用の普通預金口座など
いつでも引き出せる場所が向いてると思うよ👍

必要なときにすぐ使えることが最も重要だからね😆

数年以内に使うお金

旅行、車の購入、引っ越し、住宅購入など、数年以内に使う予定のお金は、安全性を重視します。

普通預金や定期預金、個人向け国債など、元本割れのリスクが低い方法で管理するのが基本です。

私

例えば、金利が高めの普通預金や定期預金、
個人向け国債(変動10年)などが選択肢になるね。

元本割れのリスクが低く、使う時期が決まっているお金を安心して保管できる方法を選ぼう😊

長期間使わないお金

老後資金など、10年以上使う予定のないお金は、新NISAを活用した投資も選択肢になります。

時間をかけて運用できるため、一時的な値動きの影響を受けにくくなるからです。

ただし、使う時期が近づいたら、少しずつ安全性の高い場所へ移していくことも大切です。

大切なのは、「一番得する商品」を探すことではありません。

目的と使う時期に合った場所を選ぶことが、お金を守りながら増やすポイントです。

私

例えば、新NISA口座で、S&P500や全世界株式に連動する低コストのインデックスファンドに投資する。

時間をかけて運用できるため、一時的な値動きの影響を受けにくくなるからです。

ただし、使う時期が近づいたら、少しずつ普通預金や個人向け国債など、安全性の高い場所へ移していくことも大切です。

目的と使う時期に合ったお金のおき場所を選ぶことが、お金を守りながら増やすポイントだよ💡


まとめ|お金を貯める前に役割・目的・使う時期を整理しよう

お金を貯める前に知っておきたいのは、節約術や投資商品の選び方ではありません。

まず理解しておきたいのは、次の3つです。

  • 家計・借金・生活防衛資金の状態を確認する
  • お金には「守るお金」と「増やすお金」がある
  • お金の置き場所は目的と使う時期で決める

何のために使うお金なのか、いつ使う予定なのか。

この2つが分かると、そのお金が「守るお金」なのか「増やすお金」なのかを判断しやすくなります。

その結果、必要なお金まで投資に回したり、長期間使わないお金を現金のまま置き続けたりする失敗も防ぎやすくなります。

お金を貯め始める前に、まずは手元のお金と、これから準備するお金の役割を整理することから始めてみましょう。


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