人生はお金を貯めるゲームじゃない|浪費を“彩り費”として考える

人生はお金を貯めるゲームじゃないという考え方と、浪費を彩り費として楽しむ家計管理を表したアイキャッチ画像 40代の日常

お金を貯めることは大事です。

これはきれいごと抜きで、本当にそう思います。

急な出費があったとき。
病気やケガをしたとき。
仕事や生活に変化があったとき。
将来の老後資金を考えたとき。

お金がまったくないと、選べる道が少なくなります。

だから、貯蓄は必要です。
投資を考えることも大切です。

でも、だからといって、人生はお金を貯めるゲームではありません。

人生は、楽しく過ごすことにも意味がある

毎月できるだけお金を使わない。
欲しいものも我慢する。
外食もしない。
お菓子も買わない。
趣味にも使わない。

たしかに、それを続ければお金は貯まりやすいかもしれません。

でも、それで毎日がつまらなくなってしまったら、
何のために生きているのか分からなくなります。

人生は、ただ通帳の数字を増やすためだけにあるわけではありません。

美味しいものを食べる。
好きな場所に行く。
気分が上がるものを買う。
大切な人と楽しい時間を過ごす。

そういう時間こそ、人生に必要な時間。

浪費は悪ではない

「浪費」という言葉は、どうしても悪く聞こえます。

でも私は、浪費そのものが悪だとは思っていません。

外食。
お菓子。
お酒。
旅行。
趣味。
推し活。
ちょっと良い食材。
気分が上がる服。

これらは、生きていくうえで絶対に必要なものではないかもしれません。

でも、あるから毎日が少し楽しくなる。
また明日も頑張ろうと思える。
気持ちが満たされる。

そういうお金の使い方まで、全部「無駄」と切り捨てる必要はないと思います。

浪費のない人生なんて、正直つまらないです。

だから私は、浪費をただの無駄遣いではなく、
人生を楽しむための“彩り費”として考えてもいいと思っています。

大事なのは、浪費を認識すること

ただし、ここは大事です。

浪費は悪ではありません。
でも、浪費を浪費だと認識しないまま使い続けると、お金は残りにくくなります。

たとえば、食費の中に外食やお菓子がどんどん混ざる。
日用品を買うついでに、なんとなく欲しいものも買う。
ストレス発散の買い物を「必要だった」と思い込む。

こうなると、何にお金を使っているのか分かりにくくなります。

生活に必要なお金なのか。
それとも、人生を楽しむためのお金なのか。

まずはそこを分けて考えるだけでも、家計はかなり見えやすくなります。

生活必需品・貯蓄・彩り費に分けて考える

お金の使い方は、ざっくり3つに分けると分かりやすいです。

生活必需品は、生きていくために必要なお金です。

家賃、水道光熱費、通信費、最低限の食費、日用品、医療費、通勤費など。

ここはまず確保する必要があります。

次に、貯蓄です。

いざという時に困らないため。
将来の自分を助けるため。
老後に選択肢を持つため。

収入の中から、無理のない範囲で先に確保しておきたいお金です。

そして残った範囲で、彩り費を楽しむ。

外食してもいい。
お菓子を買ってもいい。
旅行してもいい。
趣味に使ってもいい。

毎月の収入の中で無理なく楽しめているなら、それは悪い浪費ではないと思います。

「毎月いくら貯めればいいのか分からない」という人は、
まず収入の中から貯蓄に回せる割合を見てみると考えやすくなります。
彩り費を楽しむためにも、先に貯蓄の目安を知っておくと安心です。

あなたの幸せは、あなたにしか分からない

人によって、幸せの価値観は違います。

外食で満たされる人もいます。
旅行が楽しみな人もいます。
家で美味しいものを作って食べることが幸せな人もいます。
趣味にお金を使うことで、毎日が楽しくなる人もいます。
逆に、貯蓄や投資額が増えることに安心を感じる人もいます。

どれが正解、という話ではありません。

大事なのは、
自分が何にお金を使うと満足するのかを知ることだと思います。

誰かにとっては浪費でも、
自分にとっては大切な彩りかもしれません。

逆に、世間では良いお金の使い方と言われていても、
自分の心がまったく満たされないなら、
それは自分に合っていない使い方かもしれません。

お金は、幸せに近づくための道具

人生は、お金を貯めるゲームではありません。

でも、お金がないと困る場面はあります。
だから貯蓄は必要です。

そして同時に、人生を楽しむためのお金も必要です。

生活必需品を守る。
貯蓄もする。
そのうえで、自分を幸せにしてくれる彩り費を楽しむ。

それくらいの考え方でいいのではないかと思います。

お金の使い方に、全員共通の正解はありません。

あなたの幸せは、あなたにしか分かりません。

だからこそ、誰かの節約術をそのまま真似するより、
自分が何にお金を使うと満足するのかを知ること。

そこから、家計管理は始まるのかもしれません。

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